谷保天満宮
1000年続く神社
東京都国立市の谷保天満宮(東京都国立市谷保5209)は、菅原道真公の三男の道武公が、903年に道真公薨去を知り、思慕の情から父を祀る廟を建てたことが起りとされてます。今から1000年以上前のことです。
谷保天満宮の周囲は湧き水が多く、大雨の翌日でも濁った水が流れているのを見たことがありません。
その透明で澄んだ水は、見ているだけで心が浄化されます。
本殿の裏にある五社宮は、天照皇大神宮、妙義神社、日吉神社、熊野神社、稲荷神社の合殿となっています。その隣の三郎殿には、菅原道武公が祀られています。そしていつもなぜか五社宮の中で熊野神社が少し明るく光って見えるのです。
谷保天満宮にお参りすると心が休まりますし、何かもやもやときにお参りすることもありました。道武公が神様となっていまでも参拝者を温かく見守ってくださっているように思います。平安時代から令和の時代となり1000年以上の月日が流れ、今日、私たちが平和に参拝しています。とても不思議なご縁を感じます。
(雨の朝、境内にて)
(澄みきった池の水で鯉が空中を浮かんでいるよう)